EFRIT(エマージェンシー・ファースト・レスポンス・インストラクター・トレーナー)コースを受講しました。
これは、EFRインストラクター・コースを開催出来る資格を得るためのコースです。これまでEFRインストラクターとして、ダイバー(レスキュー・ダイバー資格取得のために必要)並びにノンダイバーに講習して来ましたが、トレーナー・コースへの参加条件が整ったためPADIからご案内を頂きました。
そもそもEFRって何だろう?って思われる方がいらっしゃるかと思います。簡単に言えば、ケガや病気や心肺停止などで救助を必要としている人に対し、救急車が到着して専門的な医療が受けられるまでの間にケアを提供する救急法です。難しいことは何もありません。「市民の救助者」といった位置づけとなります。この「市民の救助者」のケアによって多くの方々が助かっています。身近な人に何かが起こった場合も含め、EFRは自分自身の力強いスキルとなります。EFR講習に参加するための資格や年齢制限はありません。楽しく学べてスキルが身に付くコースです。
そのEFRの講習を行うのがEFRインストラクターで、インストラクターを養成できるのがEFRインストラクター・トレーナーとなります。EFRには「一次ケア(CPR)」「二次ケア(ファーストエイド)」「CPR&AED」「子供のためのケア」という4つのコースがあります。
コースは、国際蘇生法連絡委員会(ILCOR)のメンバーが作成した緊急時における考慮と手順に従っています。(メンバーはAHA、ARC、NZRC、ERC、HSFC、RCSA、IAHF、RCAなどの各国です。)
久々に事前の勉強も沢山致しまして、EFRインストラクター・トレーナーに無事合格することが出来ました。PADIスタッフの納富さん、前日のプロナイトを含め大変お世話になりました。
4月から荒尾市の行政に少し関わらせていただくことになりましたので、ダイバーは勿論の事、これから多くの方々に救急法を身につけて頂けるよう、何か私にやれることがないか考えていきたいと思います。
EFRインストラクター・コースの参加前条件は、以下の2つです。
〇 過去24ヶ月以内にEFR一次ケアと二次ケアを修了している。または、参加受入資格を満たす他団体のトレーニングを修了している。
〇 18歳以上